昨日の夕方、東京電力さんの主催による商品勉強会に参加してきました。
今回勉強した商品は、ダイキン工業の「ホッとエコフロア」と「ホッとく~る」というヒートポンプ式温水床暖房です。
「ホッとエコフロア」はヒートポンプ式温水床暖房専用機種で-20℃まで対応する寒冷地向け商品となります。
「ホッとく~る」はエアコン付ヒートポンプ式温水床暖房という位置付けでエアコンも同時に暖房をして、温水式床暖房の弱点である室温上昇スピードの遅さを解消した商品です。
ただ-15℃までの対応という事と、不凍液の使用を禁止している点で内地向けの商品となります。
山梨においても甲府周辺では採用できると思うのですが、郡内地域や特に小淵沢や山中湖などではご利用できない商品となります。
甲府近辺でも「うちの辺は寒いよぉ!」というお宅は、「ホッとエコフロア」+「別にエアコンを設置」の方が無難だと思います。
床暖房パネルは住友商事の床材分離型(床材の下に設置するタイプ)の「ほっとぴあ」の説明を受けました。
マットタイプ(ソフトパネルとも呼ぶ)のパネルとなります。
ベースとなるポリスチレン板(発泡スチロールみたいな材料)の、架橋ポリエチレン管が納まる溝にΩを逆さにしたようなアルミ電熱板を敷いてあるのが特徴で、パネルの上部へ熱を伝える工夫をしてあります。
この「ほっとぴあ」+専用床材「リネア」を利用すると、畳からフローリングにリフォームする際には利用価値高いですね。
和室から洋室へリフォームする際に「リネア」を利用するとコストが少なくヒートポンプ式床暖房を導入できると思います。