お客様よりホームページをご覧いただいて、問い合わせがありました。
16年程ご使用された石油給湯器【長府製作所製 KIBF-42D(S)】が、追い焚きでは燃焼するけど、給湯の時に燃焼しないのでお湯にならないとの事でした。
お客様もご自身で色々とお調べしたようで、どうやら水流スイッチが悪いので燃えないのではないか?との事です。
別の業者さんに聞いたところ、もう古いボイラーだから部品が無いと言われたそうです。
私も、その業者さんと同じようにメーカーからの部品供給が終了していると思いましたが、念のためメーカーに確認取ることを約束しました。
長府製作所に確認をとったところ、最後の製造年が96年で想像していた通り「部品供給終了」機種でした。
パロマの事故から経済産業省が業界に対し指導があり、どこのメーカーも10年を超える燃焼機器への修理用部品の供給をしなくなりました。
石油給湯器を10年も使えば、ほとんどのお客様で何らかの問題が発生しております。
ちょっと前でしたら、難なく解決できた問題も、今は部品が無くって給湯器の入替をお勧めするケースが多くなりました。
その点、エコキュートや電気温水器などの電気給湯器は燃焼機器ではないので、部品供給期間はメーカーに委ねられていて比較的長期間の部品供給をしています。
先日も18年程前の電気温水器の部品交換をしたところです。
最近ではエコキュートも随分と導入費用が安くなりましたし・・・
何と言っても灯油代やガス代に変わる電気代が給湯だけで見ると月々1、000円チョットなんですね。
お客様によっては3~6年でエコキュート導入の際の差額をチャラに出来ます。
今、石油給湯器の入替を考えてらっしゃる方は、エコキュートへswitch!しても良いかもしれませんね。