私の友人は現在、家を新築中です、着工から既に半年ぐらい経ちます。
本当なら昨年の秋には新居に越して生活していたはずですが、上棟した直後の10月に工務店が倒産してしまいました。
工務店が倒産したのは残念ではありますが、友人は「完成引渡し保証」に加入していたので、さほど心配はしていませんでした。
その後、倒産した工務店にいらした営業の方の努力により、工事を引き継いでくれる工務店さんが決まり、今年に入りやっと工事も再開したのですが・・・またもやストップしてしまいました。
今度は保証会社から引き継いだ工務店さんに入金がされないという話しです。
一番に困っているのは、お施主さんである友人なのは言うまでもないのですが、工務店さんもシステムバスやらサッシやら納入して工事がストップし入金も無いとなると大変だと思います。
1月の富士ハウスの倒産で、着工金を支払って家が建たないユーザーが1,300人を超えると聞きます。
スポンサーが見つかり工事を引き継ぐ事は決まったようですが、恐らく今までの内容は破棄されて増額は免れないと思います。
家って一生に一度の大きな買い物ですよね。
その分、家族の夢や希望が大きいのを知っていたら、こんな倒産はしないでしょうね。
商売ですから行き詰る事もあると思います。
せめて倒産させるなら、人としてのモラルを持って・・・お客様だけでも救われる方法を考えるべきだったのではないでしょうか?