久しぶりの更新ですみません。
昨日の夕方、TOTOさんで開催の「パブリックトイレ リフォームセミナー」を受講してきました。
パブリックの話題がもちろん中心でしたが、一般向けとも共通する話題も当然たくさん有りましたので、役立つ情報と思った部分をお伝えしたいと思います。
まずひとつ目は「きれい除菌水」です。
トイレの汚れで時々見かける“黄ばみ”と“輪ジミ”の原因は何だか判りますか?その原因の多くは「大腸菌」なんだそうです!
それ以外にも“黒ずみ”なんかは空気中のカビが原因になっていたりするのです。
そこでTOTOさんは原因の菌を除去するためにウォシュレットに「きれい除菌水」という機能を搭載しました!
まずはトイレに入って便器に近づくと、便器ボウル面に水道水のミストを自動でふきかけ、便器の中を濡らして汚れをつきにくくします。これはシャモジに水をつけておくと、ゴハンがつきにくくなる原理と一緒ですね。
そして用が済んだら「きれい除菌水」のミストを自動で便器ボウル面にふきかけ、見えない汚れや菌まで分解・除菌して、細菌による汚れを防ぎます。
この「きれい除菌水」は住設モデルのみの搭載となっており、ホームセンターや家電量販店で取り扱っているモデルではノズル洗浄だけしか「きれい除菌水」を利用しませんのでご注意下さい。
続いて、「きれい除菌水」と併せて使って頂きたいのが「セフィオンテクト」です!
TOTOの便器にはセフィオンテクトという技術が施されています。
セフィオンテクトとはなんぞや?という事で、TOTOさんのホームページから説明された文章を抜粋しました。
セフィオンテクトとは、TOTOの独自開発の釉薬で陶器表面を100万分の1mm単位でツルツルに仕上げ(超表面平滑)、さらに表層にイオンパワー(陶器表面上はマイナスに帯電)を発生させる技術です。
この技術によりかつてない清潔さと、清掃性のよさを実現します。
これは、従来の便器の表面には、目に見えない小さな凹凸があり、このくぼみに細かい汚れが残ってしまいますが、セフィオンテクトでは、陶器表面をツルツルに仕上げているので汚れが付きにくくなります。
さらに水あかの汚れとなるケイ酸や黒ずみ・尿石の発生原因となる細菌は、水中では電気的にマイナスであり、マイナスに強く帯電しているセフィオンテクト陶器表面と反発するため汚れがつきにくくなっています。(TOTOさんのホームページ http://qa.toto.jp/faq_detail.htm?id=121&page=1 から引用)
説明にあるように、表面がツルッツルなので汚れもツルッと滑り、付着できないのです!
そして、ここでも最新技術により表面を電気的にマイナスにして、汚れの発生原因の細菌を寄せ付けないようにしています。
「きれい除菌水」と併せてお使いいただく事で、掃除の回数がぐんと減って、掃除したときもサッと汚れが落ちるので楽々です。
もちろんTOTOはふちなしトルネード便器です
トイレのリフォームや入替の際に、参考になれば幸いです。