先週の土曜日にオール電化リフォームが完成しました、山梨県南アルプス市のK様のお宅のエコキュートの基礎工事編のブログをアップいたします。
K様からはホームページのお問合せフォームよりオール電化のご相談をいただき、通算20回以上のメールでの打合せをさせていただきました。
結果、弊社ではまだ扱った事の無い、日立のエコキュートで直圧タイプ「ナイアガラ出湯」の薄型タイプを選択していただきました。
弊社で取り扱ったことがない機種だからといって手を抜かず、考えられることは全て確認いたしました。
たとえば、
①直圧式タイプにありがちな「“冷水サンドイッチ現象”について」は、どの程度なのか?
②開放型タンクなので、給水時に「ジャバジャバ」と音がしないか?
③タンク内のお湯は湯張りにしか使わないということなので、「シャワーしか使わなかった時には“死に水”になるという問題」は大丈夫なのか?
など、お客様が気が付かない問題を、お客様になり代わりメーカーや工場に問い合わせ、お客様に安心して使っていただける商品なのかを一点一点確認しての結果が20回以上というメールの回数に現れています。
K様におかれましても、私の提案や助言に毎回お返事を下さり大変な努力をされた集大成が工事に現れなければ意味がありません。
私を含め職人一人ひとりが、笑顔でありながらも真剣に仕事に取り組みました。
さて長くなりましたが、今回はエコキュートの基礎工事だけですがご覧下さい!
絶対の自信作です(^^)ノ
まずは、いつもの通り着工前の写真です。
既設の給湯器は石油給湯器でした。
給水配管・給湯配管・風呂配管・排水管を埋設にして、エコキュートの基礎の中に立ち上げるために土を掘ります。
写真の人物は“へっぴり腰”の私です。(^^;
私のすぐ後ろでは、カリスマ職人伊崎が基礎を設置する場所の土を漉き取っています。
ヒートポンプユニットの排水管を立上げ、砕石を敷き詰め転圧(てんあつ)です。
今回は下水管が真下にあり、プレートでの転圧を行うと下水管の勾配に影響がでる可能性があったのでハンマードリルでの転圧となりました。
エコキュート用基礎の型枠を組みました。
すでに写真の奧の方に給湯・給水配管のサヤ管と風呂配管、排水管が立ち上がってます。
そして手前の細い塩ビ管はヒートポンプ用の排水管です。
どちらも地中でトラップを取ってあります、これで臭気が上がったり、腐食性のガスによるエコキュートのサビを防ぎます。
鉄筋を組みました。
いつものようにアンカー付き鉄筋を建物基礎に打ち込み、基礎ごとエコキュートが傾くことを防ぎます。
コンクリートを枠の中に打設しました。
使用しているコンクリートは、18-25のカラ練りを現場で練ります。
この時ばかりは私も伊崎も手いっぱいで写真は撮れません(^^;
と言うことで、あらかた流し込み終わり、タッパで叩いた後の写真です。
このあと、水が引くのを待ち面を取り、表面をコテで仕上げてエコキュートの基礎が完成です。
翌日、仕上り具合を確認しました。
こんなにキレイに仕上りました。
次回はエコキュート設置工事編をご期待下さい。
長々とご精読ありがとうございました。