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エコキュートの場合、業者を区分けするとするならば“基礎工事”は基礎屋さんだったり左官屋さんが工事をします。“配管工事”は水道屋さんが行います、そして“電気工事”は電気屋さんが行います。
それぞれの業者にお客様が別々に依頼することもあるかも知れませんが、多くはひとつの業者に依頼をしてその業者は専門以外の工事を別の業者に頼むかたちが多いと思います。
基礎屋さんに頼むことはないとしても水道屋さんか電気屋さん、または家電販売店に頼むことが多いのではないでしょうか?
そんな理由からか業者によって工事金額や品質に大きく差がでてきます。どこが良いか一概に言えませんが設備機器ですので万一のときでもすぐに対応してくれる、地域密着型の施工店に依頼するのが良いのではないでしょうか。
基礎工事
エコキュートや電気温水器は平らでコンクリートの上ならどこに設置しても良いわけではありません。タンクユニットは水が入ると500Kg前後と大きな荷重がかかるため専用のコンクリート基礎工事をするのが一番お勧めです。最近ではエコキュート専用の簡易基礎もありますので使用する機会も増えてきました、しかし設置環境に不向きな地盤などありますので無理して使用すると最悪な場合、エコキュートが転倒するなどの危険があります。
弊社の場合の多くは現場打ち鉄筋入りコンクリート基礎を施工します。鉄筋は建物基礎にアンカーを打ち込み、引張り強度と建物との縁が切れないようにしています。エコキュートと電気温水器の多くは3本の足で支えられていますので3点に荷重が集中するためモルタルではなくコンクリートで圧縮強度を出しています。
配管工事
ステンレス配管での施工
ライニング鋼管での施工
エコキュートには“給水配管”、“給湯配管”、“ヒートポンプ配管”、“風呂配管(追い焚き)”、“排水配管”5種類の配管を接続します。
温度の問題や配管する場所の問題、施工性の問題などで、それぞれの配管によって材料を使い分ける必要があります。
配管メーカーのカタログで“エコキュート対応”と書いてあっても市場でトラブルが多い材料もあればトラブルは少ないがコストが掛かりすぎるものなど様々です。
お客様がよほど知識がなければ材料の指定をすることは困難ですので一般的に施工店に使用材料は任せてしまうケースが多いようです。
弊社では給水と給湯の露出配管にはステンレス配管を基本仕様としています。
配管支持が取れない場合や道端などで子供が配管に登りそうだったり配管に無理な荷重がかかることが予想される場合などは配管自体が自立できるビニルライニング鋼管を使用することもあります。
また埋設配管は給水に耐衝撃塩化ビニル管を使用し、給湯には架橋ポリエチレン管に埋設用サヤ管を施して配管します。
腐食しない材料をつかうことで長期間安心してお使いになられます。
追い焚き(風呂)配管は専用のホースを利用することで腐食による浴槽の変色などのトラブルをなくします。
90℃のお湯が流れるヒートポンプ配管は耐久性、美観性を兼ねそなえた3層構造の金属強化架橋ポリエチレン管を使用し過酷な環境でも長期間安心してご使用になれます。
逆止弁について
エコキュートが2001年に発売されてから数年経ちますが各メーカーのトラブル事例のなかに施工時に逆止弁を取り付けていない事が原因でお湯がなくなってしまうケースが多いようです。
このケースの場合、水洗金具(蛇口)の故障なのかエコキュートの故障なのか判断しにくいのが被害拡大につながります。
エコキュートの故障と思いメーカーに修理依頼したところ水洗金具の故障でエコキュートの点検費と水洗金具の修理費の二重の支払いをするケースもあります。
そして何日もお風呂を使えないこともありますので大きなストレスになります。
弊社では全ての工事で逆止弁を取り付けますので万一のときでも最短の日数で修理をすることができます。
エコキュートは電気でお湯を沸かす装置です、お客様がエコキュートで沸かしたお湯を手にするには電気関係、配管や弁類、水洗金具(蛇口)の全てが正常に作動しなければなりません。
万一お湯が出ないなどのトラブルのときには必ずしもエコキュートが原因とは限らないので幅広い知識と技術のある業者ならば安心だと思います。
凍結防止
山梨県では冬季の配管凍結パンクなどのトラブルを回避するために凍結防止ヒーターの施工は必須ですが施工業者もお客様もただ取付けることだけで消費電力などについてあまり考えないようです。
弊社では省エネ型の凍結防止ヒーターを使用しています。
弊社で使用している凍結防止ヒーターは周囲の環境条件(風速・日照・温度)の変化に合わせてON/OFFの作動時間を非固定非周期で制御します。
気温が下降して4℃〜0℃までは環境状況により間欠通電、0℃以下になりますとフル通電、気温が上昇して3℃になると通電を止めるので通電時間が短く電気代もお得です。
一般的なサーモスタットは気温が5℃まで下がると通電して凍らないように配管を暖めます、逆に外気温が13℃まで上昇しないと通電を止めません。
この条件ですと山梨県内の多くは1月〜2月は一日中、通電していることが多くなってしまいますので凍結防止ヒーターを10m使用しているお宅では省エネ型を使えば1日約20円の節約、1カ月600円の節約になります。
保温材
配管の保温材は冬季の凍結パンクを防ぐばかりでなく、水洗金具(蛇口)までの配管内のお湯がすぐに冷めないためにも、また夏場の給水配管が結露しないようにするためにも隙間なく取り付けます。
弊社では給水・給湯配管は20mm厚の高断熱保温材を使用し、タンクとヒートポンプをつなぐヒートポンプ配管についても90℃の高温にも耐える20mm厚の高耐久・高断熱保温材を採用しています。
ヒートポンプ配管では多くの施工店で10mm厚の保温材を使用していますがエコキュートでは一番肝心な配管ですのでとくにしっかり保温をしたいと考えてます。
また多くの施工店が保温しない追い焚き(風呂)配管もお湯用10mm厚の保温材を施工します。
継ぎ目も隙間なく施工しますので放熱ロスも少なくてすみます。
せっかくお湯を沸かしてもすぐに冷めてしまっては、もったいないですよね。
このページが少しでも、あなた様の手助けになれば幸いです。
当店にはイケイケの営業マンは一人もおりません、少しおとなしくはありますが、あなたさまのご要望をしっかりお聞きして、親身になってご相談に乗ることをお約束します。
また、このサイトには、リフォームする際の注意点・業者選びの基準点などを予算の許す限り掲載することにいたしました。
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今回のご縁があなたさまにとって、そしてアメミヤ住宅設備サービスにとって、すばらしいご縁となり幸せが訪れますように・・・・